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【ポケモンUSM】S9最高&最終2008 両刀始動カバ展開

こんにちは、タカです。シーズン9お疲れさまでした。

今シーズンは自身初となるレート2000を達成することができたので、記録の意味を兼ねて記事を書こうと思います。よろしくお願いします。

 

 

1.使用構築

 

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2.構築経緯

 最終日の22時辺りまでは他の並びを使っていたのですが、1900を反復するばかりで一向にレートが動かなかったため思い切って構築を変えることにしました。

 まず今期前半に使用していたムシZウルガモスが強いと感じたので、このポケモンを通すことを理想に考え始めました。次にガモスのサポートの為、襷削りや絶妙に足りない火力を補うステロ役としてオボンカバルドンを採用しました。続いてカバルドンの欠伸展開を容易にしたかったので、初手での削りやタイプ受けを崩すことを期待して両刀メガガルーラと襷両刀ゲッコウガを採用し、この並びを軸としました。 

 ここまでで相手の水タイプをかなり舐めているのと、地面無効枠が欲しかったため2匹目のエースとして高速移動電気Z霊獣ボルトロスを組み込みました。最後にエスパー、フェアリーの一貫を切り、低速サイクルを強引に荒らす剣舞弱保ギルガルドを採用して完成としました。

    コンセプトは両刀ガルorゲコを初手に投げ、相手視点予想外の崩しを行い場を荒らす→2手目でカバを投げ欠伸ステロでエースが積むための場を整える→エースで全抜きを狙う、というものです。構築名もそのまんまですね(笑)

 

3.個体解説

 

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ガルーラ@メガストーン 無邪気 きもったま→親子愛

181(4)-145-100-112(252)-90-167(252)

ねこだまし/すてみタックル/れいとうビーム/かえんほうしゃ

 

 7世代では滅多に見なくなった両刀ガルーラ。このポケモンを使ってみようと思ったのはこか・こーらさんの記事を読んでからです。カバルドンというポケモンは相手に初手で投げることを警戒されることが多いので、そこにガルーラを先発で投げ見えない崩しや削りをしてもらいました。威嚇を無視してH振りランドや無振りメガボーマンダを一発で落とせるのが偉い。対して捨て身の火力が若干足りなく、無振りテテフが低乱数なので困った場面もありました。相手のカバを凍らせて無償突破したり、グロスを燃やしたりすることが多々あったので追加効果は正義だと感じました。2000チャレをミミッキュを凍らせて成功させたMVP。

 

 

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カバルドン@オボンのみ 腕白 すなおこし

214(244)-132-154(12)-x-124(252)-67

じしん/あくび/ステルスロック/ふきとばし

 

 Dに厚い腕白HD調整。211リザYの晴れオバヒが低乱数(25%)で、特に語ることのないステロ役です。できるだけ2匹目で投げることを意識して選出していました。やはりステロ撒きとしては一歩抜き出ている安定感があると改めて感じました。

 

 

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ゲッコウガきあいのタスキ 無邪気 変幻自在

147-116(4)-88-155(252)-91-191(252)

みずしゅりけん/めざめるパワー炎/れいとうビーム/ダストシュート

 

 痒いところに無理矢理手を届かせる両刀襷型。パッと見刺さってそうなパーティに対して初手に投げ荒らしたり、重たい積みエースのストッパーとして後発に置いたりしました。このパーティは全体的にギャラアーゴの並びがとても重いので、珠めざ電のような型に変更してもいいかもしれません。

 

 

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ウルガモス@ムシZ 控えめ 虫の知らせ

161(4)-x-85-205(252)-125-152(252)

みがわり/ちょうのまい/むしのさざめき/かえんほうしゃ

 

 パーティの圧倒的エース枠。カバルドンの欠伸サポートから投げて全抜きを狙います。注目すべきはその火力で、+1知らせ込みだと

 201-110 メガボーマンダ 102,4-120.8%

 197-130 メガボーマンダ 88.3-104,5% (31,2%)

 177-150 カプ・レヒレ 85,3-100,5%(6,2%)

 191-161 ポリゴン2 98,9-116,7%(93,7%)

 185-151 ウツロイド 81,0%-95,6%

と半減でさえ押し込む火力を誇ります。また、みがわりがかなり便利な技で能動的に知らせを発動させるだけでなく、欠伸との相性もとてもよかったです。体感増えたと感じたバンギラスで止まらない点も評価できると思いました。加えて、よほど運が悪くなければオニゴーリを逆に起点にできるのも強かったです。

 

 

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ボルトロス@デンキZ 控えめ 蓄電

181(212)-x-99(68)-202(148)-101(4)-131(76)

こうそくいどう/10まんボルト/めざめるパワー氷/ヘドロウェーブ

H-B

 A143ミミッキュのミミZ 最高乱数切り耐え

 A207+1メガギャラの氷の牙 最高乱数切り耐え

 A197メガメタグロスの冷凍パンチ 確定耐え

H-D

 B<D  200カプ・テテフのPFサイコキネシス 確定耐え

C

 183-106ガブリアスにめざ氷 96,1-113,6%(75,0%)

 171-110メガボーマンダにめざ氷 98,2-116,9%(93,7%)

 155-130メガメタグロスにデンキZ 98,2-116,9%(93,7%)

S

 +2で準速スカーフゲッコウガ抜き

 

 パーティ2体目のエース。カバウルガの並びは上手く展開できないと相手の水が重いのでそこに刺していきます。単体としては範囲、火力は申し分ないですが、カバのサポートからのエースとして考えると制圧力が少したりないなと感じました。このポケモンは電気地面無効の耐性を生かしてサイクルに組み込み、終盤に全抜きを狙うといったパーティの方があっているのかもしれません。

 

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ギルガルド@弱点保険 意地っ張り バトルスイッチ

159(188)-220(236)-171(4)-x-172(12)-89(68)

つるぎのまい/せいなるつるぎ/シャドークロー/かげうち

 殺意に満ちた剣舞弱補型。今期のメガメタグロスはアムハン持ちが増えた反面、地震持ちが減ったように感じたので後投げが安定していた気がします。有利対面で剣舞をして、引いてきた対面で数値を生かし抜群技を耐える→弱補発動の流れが理想で、決まれば相手のパーティを半壊させることができました。ただこの枠は鋼枠として安直に採用しただけなので、もっといい案があるとも思います。

 

 

4.基本選出

 基本はガルorゲコ+カバ+ウルガorボルトです。カバが動きやすいと思ったら初手で投げたり、ストッパーとしてゲッコウガが欲しいと思ったら後発に置いたり、低速受けサイクルっぽいパーティだったらガルドを選出、といった形をとっていました。

 

5.成績 

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6.終わりに

 最終日の夜に変更した構築で2000にいけるとは思っていませんでしたが、初めて大台に乗れて素直に嬉しいです。しかし、数分で組んだパーティなので正直穴はたくさんありますし、ガルーラがかなりの数氷火傷を引いてくれたおかげでもあると感じているので、満足はしていません。1シーズン通して心中できるような、自信を持てる構築を組んで再び2000に乗れるように来期は頑張りたいですね。

 

 twitter:taka_t0m0 なにかあれば宜しくお願いします。